たとえ、不都合なことを隠すためにその場しのぎのうそを重ねたり、よく考えられていないように思える持論を何度も強く主張したり、その場その場で意見がコロコロ変わったとしても、それが単なる一般人であれば特に問題にされることもないかもしれませんが、たびたび教育者としての権威を振りかざしながら語っているからには、言行が一致していることが求められるはずです。
マスコミに出始めは、当時担任していた女生徒と交際し、妊娠、退学させたが、結婚したことで「責任を取った」「純愛だった」と主張。→結婚の経緯
教育委員会が進めているスクールセクハラ対策(教師と異性の生徒が校内で二人っきりになることを避けるように指導する)に反対。理由は「教師を信頼して家出してきた女生徒がいた場合、他の教師を呼んだら信頼関係が壊れる」。(週刊文春)→迷言・珍言集
…だそうです。また、生徒を援助するには2人きりでドライブしたり、抱きしめてあげるのがいいという主張や、相談に乗るのはなぜか女生徒ばかりのように見受けられますが、名前を呼び捨てにして優しい言葉をかけたりしていますが、そうしたことは、心の弱っているところに付け入ることになり、立場を利用したセクハラに容易につながるのではないでしょうか。
神奈川県の「STOP! ザ・スクール・セクハラ」(PDF)では、18歳以上の女性の52.3%が学校でセクハラを受けたことがあるそうです。生徒の立場でセクハラを拒絶するには勇気が必要かもしれませんし、時間がたってから苦しむ生徒もいるに違いないと思います。
「いじめは絶対に許さない」、「いじめた生徒は出席停止にすべきだ」という主張はいじめられている生徒からは受けがよいかもしれませんが、それで問題が解決するわけではないでしょう。
婦人公論4月22日号で、いじめを研究している内藤朝雄(ブログはこちら)さんという方が、義家さんと対談したそうですが、主張(→原宿新聞)の深さが全然違うと思います。こうした方こそ教育を語る資格のある方ではないでしょうか。
はっきり言わせていただけば、義家さんの最大の関心事は、人気者になったり有名になること、権力や地位やお金を手に入れることではありませんか。自分はすばらしい熱血教師なんだという夢に酔って、理想の自分を演じているのではありませんか。
一部の若者は確かに励まされていますし、普通の人にはなかなかできないことをやってらっしゃるのですから、もっと自然体で虚勢を張らずに生きていかれたらいいのではないかなあと私は思います。奢る者久しからずという言葉は忘れずにいたいものですよね、ときょうは偉そうに言ってみました(^^ゞ(でも、一連の記事は辛らつすぎて、反発を買ってしまうかもしれませんね)。
「きっこの日記」の中の人物評は半分は感情論でいつも苦笑しますが^^、野バラさんの人物評は理路明快でマトを射ていると思います。サスガです。
> でも、一連の記事は辛らつすぎて、
ワサビが効いて、ちょうどイイくらいです。(^^;
実は下書きの段階では、もっとワサビが効いてましたが、この程度で大丈夫でしょうか?(^^ゞ。
他人が批判されているのを読んでもどうということはないのに、自分が批判されると少しでも強烈なインパクトを受けるのが人の常だと思うので、ご本人の目に触れた場合のことを考えて控え目にしました。
人が秘密にしておきたいことをあえて広めるのは、気が重かったんですが、このまま放置するのはご本人のためにも社会のためにも良くないと思いましたので…(何人の方が読んでるの?は、聞きっこなしです^^;)。
ネットのブログサイトは、おおかた刺激のある方が人気がありますので、野バラさんはいくらワサビを効かせても、決して効きすぎる事はないように思います。(^^;
でも、相手や読者にも気を配る暖かさは野バラさんの持ち味であり、私はこのサイトの大ファンなんです。
(ブラウザのスタートページを「野バラのティールーム」ページに設定しております)
彼が参議員に当選できたら、馬も鹿になりますね。